7月2日(木) 鳥取市民会館
学校法人鳥取家政学園 鳥取敬愛高等学校
戦争が続く600年前のフランスで国を救いたいと声をあげた17歳の少女ジャンヌ・ダルクの生涯や人間模様を描いた本公演。考えさせられる内容の中に、影絵や人形、マリオネット(大型人形)を効果的に使った、視覚的な面白さのある場面がたくさん盛り込まれ、公演中は笑い声や驚きの声が上がったり、息をのむような静寂が包まれたりと、場面ごとに生徒の反応が異なり、劇と一体となっている様子がうかがえました。
公演後には、出演者と演劇部との座談会が行われました。なぜ演劇をはじめたのかという話から、セリフの言い方や作品の解釈についてといった具体的なことまで、とても興味深そうに質問していました。
7月3日(木) 学校体育館
鳥取県立鳥取緑風高等学校
東京演劇集団 風の出演者、スタッフ全員で体育館に一から舞台を作り上げるところから始まりました。舞台ができていく様子を見に来られる教員や生徒もおられ、公演前より興味を持っていただいている様子がうかがえました。
公演中は、静かにじっと鑑賞していた生徒の皆さんでしたが、終演後は、照明操作席や舞台へ多くの生徒が集まって劇団の方に質問をしたり、操作体験をしたりととても楽しそうにしており、教員、生徒の皆さんに手伝っていただいた撤去作業でもそれが続いていたのが印象的でした。
また、出演者と演劇部との座談会も行われ、普段聞けないプロの方にたくさんの質問や相談などをしていました。
−−−−−−−−−−−−−−−−−
【演目】ジャンヌ・ダルク〜今、ひとりの少女が声をあげた
【出演、企画・制作】東京演劇集団 風