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公益財団法人 鳥取県文化振興財団

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「鼓童の交流学校公演」

6月25日(木) 学校体育館
鳥取県立倉吉農業高等学校

生徒、教員、保護者、太鼓ネットワークの方など約350名に鑑賞いただきました。
体育館の床に響く太鼓の振動や鼓童の動きに生徒のみなさんや先生も、とてもひきつけられた様子で公演に魅入っておられました。
また、部活動で「倉農太鼓部」があることもあり、鼓童の皆さんにご協力を得て、公演後に太鼓部へのワークショップを開いていただきました。
初めは、静かだった部員たちも鼓童による本格的な指導を受け、どんどん音が変わっていき、最後はみな汗だくになりながら、とても楽しそうな笑顔になっており、鼓童の皆さんと離れがたそうにしていたのが印象的でした。
普段、指導者がいないとのことで、とても良い経験となったのではないかと思います。

快晴のもと行われた「鼓童の交流学校公演」。
太鼓体験ワークショップでは、16名の生徒が声を出しながら、太鼓を力強く叩く姿がとても印象的でした。また、一番大きな“大太鼓”の演奏になると、興味深そうに鑑賞していました。
迫力ある太鼓演奏に触れた教員の方からは、「太鼓に向き合う姿勢や気持ちがすごく伝わってきました。今日は本当に感動しました。」「鼓童に入りたい生徒がいたらどうしたらいいですか。」との声もいただきました。




6月26日(金) 鳥取聾学校講堂
鳥取県立鳥取聾学校、鳥取盲学校

各学校の幼稚部から高等部のみなさん、教員、保護者の方、約60名に観賞いただきました。
耳の聞こえにくい聾学校の生徒のみなさんと、目の見えにくい盲学校の生徒のみなさんが合同で鑑賞するというのは、鼓童の皆さんもこれまでに行ったことがないということでしたが、聾学校のみなさんへは先生が同時手話で説明し、鼓童さんの提案で風船を持ち音の振動を体感するなどを
盲学校のみなさんへは、太鼓を近づけたり、分かりやすい言葉で伝えるなど工夫をして、太鼓の楽しさを伝えておられました。
また、会場が大きくなく、実施が心配されましたが、狭い会場で行うことでより迫力や一体感が生まれ、
公演後も太鼓や鼓童から幼稚部から高等部までの生徒が離れないくらいでした。
和太鼓やリズムをとる楽しさを知っていただける公演となったようです。

今年度最後となる芸術鑑賞教室。
当日は、雨模様で気温も低い一日でしたが、先生方の公演への期待と生徒へ一流のものを聴かせてあげたいという思いが溢れ、寒さを感じさせない温かい雰囲気で行われました。
今回は、小・中・高等部と肢体不自由な児童生徒全員で鑑賞していただき、風船を持ち、太鼓の音を身体全体で感じている児童も多くいました。
演奏に聞き入る様子、身体を揺らして楽しむ様子が見られました。
岩手の伝統衣装で踊りながらの演奏や太鼓体験もあり、飽きることなく60分があっという間に終わりました。




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【演目】鼓童の交流学校公演
【出演、企画・制作】株式会社北前船 鼓童

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