1964年ドイツ・コットブスに生まれる。6歳からチェロを音楽院で始め、1975年バッハ学生コンクール(ライプツィヒ)、若き才能発掘コンクール(ドレスデン)で入賞。ドイツ2大名門大学ハンスアイスラー(ベルリン)、ベルリン芸術大学、両大学でハンス・ロッツ氏に師事。卒業後ブランデンブルグ国立管弦楽団の首席チェリストを勤めながら、ソリストとしても常に招聘されている。また、室内楽でもザイベルトピアノトリオ、カトリカルテットの一員でもある。また、全ヨーロッパから選抜された有望なチェロ奏者を育てる「チェロアカデミー」でも後進の指導に当たっており、そのツアーも行っている。ラインスベルガーの作品集「誘惑」、世界初録音となるヤーダスゾーンの「チェロとオーケストラのためのカヴァティーネ」のCDも好評である。