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公益財団法人 鳥取県文化振興財団

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平成27年度とっとりの芸術宅配便実施状況 (西洋音楽部門・民族音楽部門)

身近に見るアーティストの演奏に、心を躍らせる子どもたち。

平成27年度は計52回、約6,700名の子どもたちが生の芸術を鑑賞・

体験しました。



平成27年度の実施より、こちらでは

西洋音楽部門、民族音楽部門   の様子をご紹介します


◆ 声 楽 ◆

講師は声楽家佐々木まゆみさんでした。

会場中に響き渡る歌声にうっとり。

「人ってこんな声が出せるんだ!」と、子どもたちは驚きと憧れの表情を見せてくれました。

      湯梨浜町立東郷小学校での様子


こちらの実施の講師は声楽家の小椋美香子さんです。

絵本「一寸法師」の物語を歌声で伝える。

こどもたちの目の前で、一寸法師と鬼の戦いがまさに繰り広げられているような臨場感にこどもたちは目が釘付けでした。


        境港市立上道小学校での様子


オペラってどんなもの??

こちらの学校では「オペラちょこっと鑑賞」をしました。

学校体育館が、オペラハウスに!


         鳥取市立河原中学校での様子



児童・生徒から届いた感想より

・高い声がすごくきれいでびっくりしました。わたしもきれいな声で歌えるようになりたいです。

・歌う人の気持ちがこもっていて、とても伝わってきました。私が住んでいる市にも有名な作曲家の人がいることを知って、とてもびっくりしました。

・歌詞に込められた思いを読み取って、表情を使って表現しているところがすごいと思いました。自分たちも楽しんで歌わないと聞いている人を感動させることが出来ないことを知りました。



◆ゴスペル◆

〜感謝や喜びの気持ちを声にし、みんなで歌おう笑顔の歌〜

実施では講師が子どもたちを引き込んで、一緒に声を出したり歌ったりしました。

笑顔いっぱいのパフォーマンスに、子どもたちも次第に笑顔が増えていきます。

       鳥取県立皆生養護学校での実施


実施の終わりには講師と子どもたちの距離もぐんと近く、仲良しになっていました。


         境港市立誠道小学校の様子



児童・生徒から届いた感想より

・えがおで歌っていてすごいなと思いました。ぼくが歌うときもみなさんのようにえがおでがんばりたいです。

・どの曲もその曲の意味を理解して、表情・動き方・声の出し方など自分を表現していて、すごいと思いました。

・美しい声でとても感動しました。どの曲も最高の思い出に残りました。また来られるのを心から楽しみにしています。


◆ 吹 奏 楽 ◆

吹奏楽部門は鳥取県警察音楽隊の皆さんが、各校で大迫力の演奏を宅配してくださいました。

クラシックに、アニメソングなど子どもたちが知っている曲が演奏されると、自然に手拍子を打つ子どもたちの姿が見られました。

1つ1つの楽器について、そのつくりや特徴、音の出し方を解説されると「へぇ〜」という驚いた反応が返ってきました。

また、児童代表による指揮者体験コーナーもしました。指揮者によってテンポや曲の感じることを知りました。

      鳥取市立用瀬小学校の様子


「ドリル演奏」でプログラムを締めくくります。

一糸乱れぬ動き、さらに増す迫力、子どもたちは目が離せないといった様子で、音楽隊を見つめていました。

   鳥取県立白兎養護学校での様子


児童・生徒から届いた感想より

・私の心の中は音でいっぱいでした。たくさんの楽器にかこまれて、なみだがちょっとでました。

・音楽に正直まったくきょうみがなく、聞くのがめんどうと思いましたが、すごいはくりょくに気づいたら、早く次の曲が聞きたいという気持ちになっていました。

・素晴らしい演奏や息の合った動きをみて、警察のイメージが変わりました。また機会があったら、学校に来てください。



◆ オーケストラ ◆


オーケストラは鳥取大学フィルハーモニー管弦楽団のみなさんに講師をお願いしています。

スライドを使った演出や、「にゃーお〜」と子どもたちも声で参加する曲など、楽しいプログラムを考えてお届けしてくださいます。

楽器体験・指揮者体験コーナーもありました。なかなか音が出ず、悪戦苦闘です

    鳥取市立中ノ郷小学校の様子

サプライズで学校の校歌も準備してくださいました。

オーケストラの伴奏に乗せて元気のよい校歌合唱が響き渡りました。

    鳥取市立中ノ郷小学校の様子


児童・生徒から届いた感想より

・テレビで聞いたことのある同じ曲を今回聞いてみて、いつもと違う迫力を感じました。コンサートに行ったことがなかったので、演奏を間近で聞くことが出来て、とても感動しました。

・前までクラシックに興味なんてなかったけど、実際に聞いていみるとすごかったです。一つの曲にも色々な音の高さ、低さがあったり、色々な音で曲が出来ていることを知りました。今回でクラシックの良さが初めてわかりました。

・生で聞くのは、迫力がすごく、音楽の世界に引き込まれてました。一生の思い出になりました。


◆管楽器(サックス)◆

講師は北尾厚志さんです。

今回はサックス4重奏の艶やかなハーモニーをお届けしてくださいました。

4種類のサックスについて、それぞれの楽器の大きさや音色の違いなどを実感しながらの実施となりました。

    鳥取市立宮ノ下小学校の様子


大きさの違う4つのサックスの音の違いを確認。こんなに音の違いがあることを子どもたちは再発見しました。


   鳥取市立宮ノ下小学校の様子


児童・生徒から届いた感想より

・一つ一つのサックスの音が違っていて、いろいろな音楽が聞こえて楽しかったです。指の動きがかっこよかったです。

・4つの楽器で演奏しているとは思いませんでした。目をつぶると大勢で演奏しているように感じました。CDではなく、生で聞けて幸せでした。

・テレビでは見たことがありましたが、生で見て、とても感動しました。一度、サックスを吹いてみたいと思いました。



◆アフリカ民族音楽◆

講師はギニア出身のアラマ・ジュバテさんと、麻子・ジュバテさんです。

ジェンベ、コラ、ゴンゴマなど、アフリカ民族楽器を用いての演奏は、会場を一気にアフリカの空気に!

日本にない音楽ない独特なリズムに合わせて自然に体が動いてしまうから不思議です。


    鳥取県立鳥取養護学校での様子


アフリカ音楽の演奏聴いた後は、実際にアフリカのダンスを踊ったり、

ジェンベというアフリカの太鼓を叩いたりしました。

太鼓の皮を実際に自分の素手でたたくと、意外と皮はかたく、手を痛がる子が。

それだけ、みんなが真剣に取り組んでいる証拠!

     日野町立黒坂小学校の様子



児童・生徒から届いた感想より

・えんそうを聞いている間、いやなことが全部ぬけてしまうほど気持ちがよくなりました。おどりもとても楽しかったです。

・一つのたいこでいろいろな音が出せたりして、すごいと思いました。そのたいこも手作りしていると聞き、「どうやって作るんだろう」と興味がわいてきました。

・国が違ってもやっぱり音楽って楽しいなと思いましたし、私もあんな風にたたきたいと思いました。学校中が楽しさと笑顔であふれていました。





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