平成27年度の実施より、こちらでは
邦楽部門、郷土芸能部門、表現活動部門 の様子をご紹介します
◆ 邦 楽 ◆
箏や尺八の深く美しい音色は心が洗われるような、やさしい気持ちになれます。
古くから伝わる和楽器演奏を通じて、日本の良さを再認識しました。
米子市立義方小学校での様子
講師に箏について教わりました。
実物を目の前にしての解説に子どもたちは興味津津で、身を乗り出して聞いてくれます。
鑑賞の後は実際に箏・尺八を体験。
鳥取県立聾学校ひまわり分校の様子
児童・生徒から届いた感想より
・外国の音楽と違い、日本の音楽は落ちついて、りんとした音色で豊かな感じで、心が落ち着きました。これからも日本の伝統音楽にふれていきたいなあと思いました。
・尺八は音が出なく、むずかしかった。次はうまく吹きたいです。
・すてきな音色でうっとり聞いていました。むずかしいと思っていたことを上手にえんそうできてうれしかったです。
◆ 和 太 鼓 ◆
和太鼓部門の講師は、石田昇さん(逢鷲太鼓連)と脇坂幸司さん(倉吉打吹太鼓奏者の会)です。
実施ではいずれかの講師とそれぞれが所属する団体のメンバーが魂のこもったパフォーマンスをしてくださいました。
大迫力の演奏が会場をふるわせ、和太鼓の音が心に体に響きます。
演奏に聞き入り、瞬きをすることを忘れるほど、圧倒される演奏でした。
鳥取市立米里小学校での様子
子どもたちも実際にバチをもって体験します。
自分たちで1フレーズ演奏が仕上がるころには、立派な和太鼓奏者に。
倉吉市立上北条小学校での様子
児童・生徒から届いた感想より
・心の中でどんどんどこどこと言いながらたたくと、すぐにできたのでびっくりしました。次回もいろんなことを教えてください。
・えんそうはダイナミックですごいと思いました。和太鼓を打つことは、思ったよりむずかしかったですが、みんなと気持ちを一つにしてリズムよくたたけました。
・心臓まで響き渡るぐらい力強く、迫力がありました。和太鼓では、心を合わせることが大切だと知り、普段の生活に活かしていきたいです。
◆ヒップホップダンス◆
ヒップホップダンスをレクチャーするのは松本亜矢さんです。
まず松本さんとサポート講師によるデモンストレーション。
子どもたちが実際に踊るダンスを踊って見せると、子どもたちは「すごい!」とザワザワしだしました。
ウォームアップを済ませてひとつひとつ基本のステップを踊ってみます。音楽に合わせて見よう見まねで繰り返していくと「なんだかどんどん楽しくなってきた!」休憩時間にも講師に振りを確認する姿も見られました
倉吉市立高城小学校の様子
最後にはグループごとステージに上がって発表しました。
自分の考えたポーズも入れて、子どもたちの目がキラキラ輝く瞬間でした。
終わった後は講師にかけよって、話したりたり握手したりと別れを惜しんでいました。
倉吉市立灘手小学校での様子
児童・生徒から届いた感想より
・ぼくはスポーツが苦手なので、あまりダンスに自信がなかったけれど、がんばったらうまく出来てうれしかったです。
・今回、ダンスの楽しさやみりょくをたくさん知ることができました。また、何事もあきらめないことが大切だということを学びました。ふだんの生活にいかしたいです。
・とても上手で、やみつきになりました。教えていただいたステップを組み合わせて、オリジナルダンスをやってみたくなりました。
◆ストリートダンス◆
ストリートダンスをレクチャーするのは倉林宏行さんです。
まず倉林さんとサポート講師によるデモンストレーション。
子どもたちが実際に踊るダンスを踊って見せると、子どもたちは「すごい!」、
「どうしてできるの?」と驚きの連続。
ウォームアップを済ませてひとつひとつ振りを覚えていく。
振りがつながっていくと一つのダンスに。音楽にあわせて、体を動かし、楽しさが
増していく。
八頭町立安部小学校での様子
学年ごとに練習の成果を披露しました。
自分がこんなに踊れることに驚き、そしてうれしくてたまらない瞬間でした。
終わった後は講師のまわりに子どもたちの輪ができていました。
湯梨浜町立羽合小学校での様子
児童・生徒から届いた感想より
・楽しくダンスをすることが出来ました。家で家族に見せたりしたいです。
・あんなにすごいダンスは自分には出来るのかなと思いましたが、分かりやすく教えてもらえて、とても楽しかったです。次はもっと上手におどりたいです。
・あらためて、ダンスの楽しさや体を動かすことのおもしろさを知りました。みんなが楽しく、そして真剣にダンスに向き合えて良かったです。
◆朗読◆
講師は八百谷和子さんです。
教科書の朗読。いつも読んでいる教科書が、こんな風に変わって聞こえる。子どもたちは、興味津々です。
八頭立八東小学校の様子
みんなの前で朗読発表。
みんなと協力してうまく発表できるかドキドキです。
倉吉市立関金小学校での様子
児童・生徒から届いた感想より
・人前で発表することが苦手でしたが、お話を聞いて、勇気をもらいました。人物になりきったり、強弱をつけたり、まねしたいと思いました。
・上手ですごいと思いました。物語を読み始めると、空気が変わって急に物語の世界に入ったような気持ちになりました。
・これからは、文字の一つ一つを大切にしながら気持ちをこめて朗読したいし、たくさんの本が朗読できるようになりたいです。
◆ 演劇 ◆
演劇は「どろぼうがっこう」を鑑賞しました。
森の奥深くにある「どろぼうがっこう」
ユーモアたっぷりの生徒たちにこどもたちは目が釘付けでした。
自分たちがお芝居をする時の参考にしようと思った児童もたくさんいたようです。
琴浦町立聖郷小学校の様子
児童・生徒から届いた感想より
・この演劇は、本当の友情や人が生きていく中で必ず出会う乗り越えなくてはならないものというものが表れていたと思います。ぼくもラン(主人公の猫)のように、うまくいかないことがあっても何度も何度もやってみようと思いました。
・げきがすごく上手でした。わたしも大きくなったらあんなふうに子どもたちにやってあげたいなと思いました。また、ちがうお話も見てみたいです。