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公益財団法人 鳥取県文化振興財団

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体験型中心プログラム

身近に見るアーティストの演奏に、心を躍らせる子どもたち。

平成23年度は計60回、約9,500名の子どもたちが生の芸術を鑑賞・体験しました。




平成23年度の実施より、こちらでは

体験型中心プログラム

     (声楽・ピアノ・ゴスペル・アフリカ民族音楽・邦楽・和太鼓・ヒップホップダンス)

の様子をご紹介します




◆ 声 楽 ◆


歌いながら登場


講師は声楽家 寺内智子さんでした。

会場中に響き渡る歌声にうっとり。

「人ってこんな声が出せるんだ!」と、子どもたちは驚きと憧れの表情を見せてくれました。




八頭町立安部小学校での様子


声のひみつ


こちらの実施の講師は声楽家の白石由美子さんです。

「人の声のひみつ」について教えてもらいました。

人の声って不思議でなんて神秘的なんだなあと感じることのできた実施となりました。



倉吉市立明倫小学校での様子



オペラ体験



オペラってどんなもの??

こちらの中学校では「オペラちょこっと体験」をしました。

写真は結婚の許しを請うシーン。熱演でした!



八頭町立中央中学校での様子



児童・生徒から届いた感想より

・歌声がすごくきれいで感動しました。ぼくは合唱団に入っているので、いつかぼくも今日の歌声みたいにきれいな歌声になりたいです。今日で音楽のことがもっと知りたくなりました。

・歌声が体育館中に響いていて、ピアノを弾く手はなめらかに流れるようで、とってもうらやましかったです。ふだんきれいな声で歌わない「シャボン玉」もすごくきれいで、いいなと思いました。




◆ ピアノ ◆


今年度はピアノ部門での実施はありませんでしたが、声楽での実施の際にピアノジャンルの講師によるピアノやチェンバロの演奏を聴いていただきました。

piano

ピアノ部門の講師は新田恵理子さんです。

目の前で動く指、

そこから生まれるメロディに子どもたちは釘づけ!






トリオでの演奏

声楽やヴァイオリンと合わせて

トリオでの演奏も聴いていただきました。

美しい音色、歌声が合わさって、

子どもたちを包みこんでいました。






八頭町立安部小学校での様子


piano2

こちらの学校では

子どもたちと講師の3人で即興の連弾演奏をしました。

見事な演奏にお友だちからもたくさん拍手が送られました。




倉吉市立明倫小学校での様子



児童・生徒から届いた感想より

・ぼくが一番心に残ったのは「子犬のワルツ」です。すごく指が早く動いていてびっくりしました。犬がはしゃいでいるような気がしました。

・すごくきれいでずっと聴いていたかったです。最後にアンコールで「情熱大陸」をヴァイオリンの方が弾かれて、ピアノの方もそれに合わせて弾かれて、急なアンコールなのにすごい!と思いました。



◆ゴスペル◆

〜生かされていることへの感謝、出会いの喜びを歌にのせて〜


ゴスペル@


こちらは公民館での実施でした。

12月のクリスマス会に合わせて、クリスマスソングのリクエストをいただきました。

美しい歌声とハーモニーで会場を沸かせたのは、

ゴスペルオーブの皆さんです。


鳥取市立成器地区公民館での実施

ゴスペル2

実施では講師が子どもたちを引き込んで、

一緒に声を出したり歌ったりしました。

笑顔いっぱいのパフォーマンスに、子どもたちも次第に笑顔が増えていきます。

実施の終わりには講師と子どもたちの距離もぐんと近く、仲良しになっていました。


鳥取市立遷喬小学校での実施



児童・生徒から届いた感想より

・元気になれる曲ややさしい曲などたくさん聴けました。音楽は自分も幸せになれて周りの人も幸せになれる、とってもいいことなんだなと思いました。元気になれる曲の時は本当にみなさんがたくさんの笑顔で歌っていたので、「すごいなあ」と思いました。「君は愛されるため生まれた」も、心を込めて歌っているところに感動しました。

・周りのみんなが楽しそうに笑顔になって口ずさんでいました。ゴスペルオーブさんの歌を聴いて、これからは人の耳だけでなく心にも響くように、歌や動きで表現したいです。




◆アフリカ民族音楽◆

アフリカ民族音楽@

講師はギニア出身のアラマ・ジュバテさんと、麻子・ジュバテさんです。

ジェンベ、コラ、ゴンゴマなど、アフリカ民族楽器を用いての演奏は、会場を一気にアフリカへの変えてしまいます。

日本にない音楽なのに、リズムに合わせて自然に体が動いてしまうから不思議です。


鳥取市立国府東小学校での様子



アフリカA

アフリカ音楽の演奏聴いた後は、

実際にアフリカのダンスを踊ったり、

ジェンベというアフリカの太鼓を叩いたりしました。

太鼓の皮を実際に自分の素手でたたくと、

楽器と気持ちが通じ合うような心地がします。





智頭町立那岐小学校での様子



児童・生徒から届いた感想より

・アフリカ音楽はとても激しかったです。でもその中にふるさとのようなやさしい感じも入っていてぼくはいいなあと思いました。それに、アラマさんがとても楽しそうにやていたので、それを見たらぼくも楽しくなってきて、「音楽は楽しめるんだ」と思いました。これからもいろいろな人をその音楽で楽しませてあげてください。

・今日は本当にありがとうございました。ぼくは今日講師さんに会えてうれしいです。ぼくも自分の楽器を作ってみたいです。一緒に遊んだりギニアにも行ってみたいです。




◆ 邦 楽 ◆


邦楽@鑑賞

箏や尺八の深く美しい音色は

心が洗われるような、やさしい気持ちになれます。

古くから伝わる音楽から近年のポピュラー音楽
まで心に沁みわたる音楽を鑑賞していただきました。


演奏は西尾柚美さんと中野隆さんです。



鳥取市立浜村小学校での様子


邦楽


講師の大西瑞香さんに箏について教わりました。

実物を目の前にしての解説に子どもたちは興味津津で、身を乗り出して聞いてくれます。

鑑賞の後は実際に6年生が箏と尺八を演奏しました。




琴浦町立浦安小学校での様子




児童・生徒から届いた感想より

・知っている曲が何曲かあったけど、CDやテレビで聴くよりも迫力があって、感情もこもっていて、聴き入ってしまいました。箏の音色はやわらかくて子守唄みたいでした。尺八はいろいろな高さの音や演奏方法で効果音みたいなのも出せてすごい楽器だなと思いました。

・去年は鑑賞だけだったので。今年体験できるのを楽しみにしていました。尺八は意外に音が出なくてびっくりしたけど、教えてもらって音が出た時はすごくうれしかったです。




◆ 和 太 鼓 ◆


和太鼓部門の講師は、石田昇さん(逢鷲太鼓連)と脇坂幸司さん(倉吉打吹太鼓振興会)です。

実施ではいずれかの講師とそれぞれが所属する団体のメンバーが魂のこもったパフォーマンスをしてくださいました。


和太鼓@

大迫力の演奏が会場をふるわせました。

和太鼓の音が心に体に響きます。

思わず正座になって鑑賞している子どもたちも
いるほど、圧倒される演奏でした。





倉吉市立上灘小学校での様子


和太鼓A

子どもたちも実際にバチをもって体験します。

自分たちで1フレーズ演奏が仕上がるころには、

最後の決めゼリフ「ヤー!」の声も一段と誇らしげに聞えました。






鳥取市立米里小学校での様子




児童・生徒から届いた感想より

・和太鼓を初めて聴きましたが、一打一打に魂がこもっていることに気がつきました。表情も、真剣に太鼓を見ている人もいれば笑顔で打っている人もいて楽しそうだなと思いました。

・和太鼓体験は思ったよりも難しかったけど、簡単なリズムからやっていくとだんだん上手にできるようになりました。最後にみんなで合わせてできたのでとてもよかったです。




◆ヒップホップダンス◆


ヒップホップダンスをレクチャーするのは松本亜矢さんです。

まず松本さんとサポート講師によるデモンストレーション。

子どもたちが実際に踊るダンスを踊って見せると、子どもたちは「すごー!けど難しそう!」とザワザワしだしました。

 ヒップホップダンス@

ウォームアップを済ませてひとつひとつ基本のステップを踊ってみます。

音楽に合わせて見よう見まねで繰り返していくと

「なんだかどんどん楽しくなってきた!」

休憩時間にも踊り続ける姿がたくさん見られました。




鳥取市立西郷小学校での様子


自分で考えたポーズ

最後にはグループごとステージに上がって発表しました。

自分の考えたポーズも入れて、

子どもたちの目がキラキラ輝く瞬間でした。

終わった後は講師にかけよって、話たり握手したり。

ほんの1時間の間に子どもたちと芸術(アーティスト)との距離がぐっと近くなりました。


倉吉市立社小学校での様子



児童・生徒から届いた感想より

・最初にダンスを見た時、すごいかっこいい!と思いました。上手に教えてくださって踊れるようになったので嬉しかったです。みんなも上手に踊っていました。みんなが自分で考えたポーズがいいなと思いました。

・私は最初「ダンスなんて苦手なのに無理」と思っていました。でもやっているうちに「なんか楽しい!」と思うようになりました。終わった後は「無理だと思っていたのにバリバリできるじゃん!」とびっくりしました。家族にもみせてあげたいです。


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