情報伝達事業 [無線技術]

情報伝達事業(無線技術)
エナテクスは、防災行政無線、コミュニティ放送、地域福祉を組み合わせ、自治体が抱える課題を情報のハイブリッド化で解決し、地域の安心、安全に貢献いたします。

防災行政無線ハイブリットシステム

防災行政無線ハイブリットシステム

ビーフリー株式会社のアイデアを具体化

  • 防災行政情報(260Mhz無線)とコミュニティ情報(360Mhz無線)を組み合わせたハイブリッド方式システム
  • 防災行政無線の通信経路を無線方式と既設の有線情報提供設備(インターネット・CATV・FAX)で2重化
  • 自治会の日常情報、災害時の緊急放送の伝達を可能とし、利便性・経済性を向上

自治体が抱える課題

課題1:

防災行政無線
  • アナログからデジタルへの切り替えが急がれる。
  • 同報系と移動系の両システムを導入はコストが莫大。
  • 60MHz波はEスポ発生時、他地域信号との混信で通信不能が懸念される。

課題2:

地域情報放送
  • 地域情報放送(コミュニティ)では防災行政無線が受信できない。
  • 集会所(放送卓)でなければ地域情報放送が流せない。
  • 機器の老朽化が著しい。
  • 屋外スピーカーの音が良く聞こえない。

課題3:

戸別受信機
  • 戸別受信機がある地域と、ない地域が混在する。
  • 地域情報放送と防災行政無線が別々に運用されている。
  • 有線方式で緊急時に屋外に持ち出しが出来ない。

倉吉方式防災行政無線

倉吉方式防災行政無線の3つの特長
移動系無線の半固定利用 これまで、デジタル化に伴う防災行政無線は同報系(60MHz)と移動系(260MHz)の両システムを併用した整備が進められて来ました。ところが、両システムの整備は高額となり、財政に逼迫している自治体には大きな負担でした。倉吉市では移動系(260MHz)を半固定として同報利用すると共に、移動系としても活用するシステムを構築しました。

防災と地域放送の2重化 移動系(260MHz)は平常時、災害初期、災害後期でも相互通信、データ伝送が可能です。災害非常時には移動系(260MHz)と地域振興無線(360MHz)を接続し、260MHz移動無線相互通信と360MHz地域振興放送局的情報伝達で2重化し、要援助活動の円滑化が図れます。また、各避難所、屋外子局とも内線通話ができ、孤立集落対策が図れます。

地域振興波の戸別受信機 アナログ波を使用するためビットエラーが発生しにくく、極めて安定したシステム構築が可能です。文字表示機を設置すればテキスト文を視覚的に表示でき、緊急時には受信機の外部持ち出しで災害情報を確認できます。戸別受信機はデジタル受信機に比べ約半分の価格、屋外アンテナも小型で容易に設置でき、経済性に優れたシステムです。

新旧システム比較

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