打吹童子ばやし
天女伝説の町 鳥取県倉吉市の小学生による太鼓連「打吹童子ばやし」は、倉吉伝わる天女と童子の伝説を伝承していこうと1992年に誕生しました。
現在第20期のメンバーが活動をしています。今年の5月(母の日)には天女伝説の山「うつぶきやま」山頂で演奏会をしました。発足以来、県内外の祭りやイベント、福祉施設への慰問等で演奏しています。遠くはカンボジアや韓国でも演奏会をしました。23年2月には自主公演を倉吉未来中心の大ホールで開催し、満員のお客様の前で演奏しました。さらに、11月には国民文化祭・京都2011での「全国和太鼓フェスティバル」に出演し、客席と一体となって盛り上がりました。団員は38名で週1回1時間半の定例練習会をしています。
演 目
♪MATSURI
♪宴(うたげ)の章〜里見伝説 新・八犬伝」より〜
〜打吹天女伝説〜
その昔、天女が舞い降り二人の子を産みました。
天女は音楽が好きで、子ども達に太鼓と笛を教えました。
そして、楽しい年月が流れ、天女は天に帰る時がきました。
天女は羽衣をまとい天に帰っていきました。
子どもたちは、母である天女を慕って近くの山に登り、
母に届けと太鼓と笛を打ち吹き鳴らしました。
それからこの山を打吹山(うつぶきやま)と呼ぶようになったそうです。
■大切にしていることば--------------------------------------------------------
一期一会
今を楽しむ
■Message ------------------------------------------------------------------
今ここで演奏できるのは、たくさんの人の汗と時間がかかっていることや
私たちの演奏を楽しみにしてくださっている人たちの思いに感謝して、
私たちにできる精一杯のことを曲に込めて一心に演奏します。