母の笑顔に包まれたアナログな空間では
地産素材を使ったご当地銘菓が勢ぞろい
宿場町の面影を残す法勝寺地区の一角で、昭和にタイムトリップしたかのような建物に遭遇。
よく見ると「法勝寺まんじゅう」ののぼりが風になびいています。
「松風堂」。
地元の人にとって子供の時に食べたおやつの味は忘れないもの。
ならば、この店のお菓子こそがソウルフードなんていう地元の人も案外多いのでは?
それだけ地域とともに育ち、地域の中に溶け込んだお店ともいえる歴史がこの店構えからも伝わってきます。
元々はお菓子の卸業者として40年前にスタート。
「どうせならお客さんの顔を見ながら」そんな思いがあったのか、この場所に店を構えて25年、今も夫婦二人、昔を変わらぬスタイルで地元の素材を使った和洋菓子を提供。
お店では、職人気質のお父さんは寡黙にお菓子作りに励む一方、営業マンのお母さんがいつも明るくお客さんを出迎えてくれます
お客さんの一人が残した言葉「いつも笑顔をありがとう」。
この言葉が示すとおり、お母さんの人柄につられこの場所を訪れる人も多く、中にはお菓子も買わずお茶だけ飲んで帰る人も・・・。
どこか懐かしい空間には、いつもやさしい笑顔と元気があふれているのですね。
商品については、醤油で色づけした黒い、山芋入りの白、2色の皮で餡を包んだ名物「法勝寺まんじゅう」に、干し柿をちりばめたフィナンシェ風の「柿ケーキ」、白あんと純米酒につけた梅をあわせた「南高梅」に、「いちじくパイ」など、地元の特産を和洋にアレンジしたご当地銘菓が勢ぞろい。
お茶菓子として、また故郷のお土産として長年の間愛され続けています。
扉の奥にあのやさしい笑顔。
いつまでもこの時間が続くように・・・、夫婦揃って元気でいてほしいですね。