(鳥取県ソウル駐在員リポ−ト)
韓国を代表する現代画家「李仲燮(イ・ジュンソプ、이중섭)」をご存じですか。景福宮(キョンボククン)のすぐ隣にある「国立現代美術館ソウル館」で特別展が8月から来年4月まで無料で開かれています。全ての作品が揃っているわけではないですが、家族や子供をテーマにした作品など100点が展示されています。彼は1936年、美術を学ぶために来日し、日本人妻に出会って二人の息子に恵まれます。しかし朝鮮戦争により日韓両国で離ればなれになり、貧しくも一生懸命一人暮らしていましたが、4年後に病死しています。特別展では家族思いの絵がたくさんあって家族宛の手紙や子供を描いた絵など、天真爛漫な画風が目を引きました