(鳥取県ソウル駐在員レポ−ト)
ソウル中心部・広化門(クァンファムン)の広場には多くの韓国人が尊敬してやまない世宗(セジョン)大王の銅像があります。世宗大王と言えば漢字しか存在しなかった朝鮮王朝時代にハングル文字を造り、身分を問わず才能ある科学者を登用し科学発明品を生み出したことでよく知られています。
しかし銅像の後方に入り口があることをご存じですか。なんと銅像の地下に「世宗物語(セジョンイヤギ)」という常設展示館があるのです。館内には世宗の生涯を紹介する「人間、世宗」コーナーやハングル開発過程や原理の紹介、世宗時代の発明品の模型など様々な展示が映像と共に行われています。本施設は「世宗文化会館」が運営しており、同会館やKT(韓国通信)ビル前の地下歩道とも直結しています。営業時間は10:00〜18:30で入場料無料、月曜日が定休日です。しかし、銅像の地下階段を下っていくとその人物のことが詳しく分かるとは面白い話ですよね