香取村の歴史的シンボルである「旧大山小学校 香取分校」 現在、廃校となった校舎の保全・活用を目指したプロジェクト。
このプロジェクトは「 香取村の皆様との出逢い・関わり 」から始まりました。
香取開拓農協様・香取村の皆様と共に、基本は、廃校となった校舎を再生し、地元のみなさんに理解を得ながら地元の子 供達、大人たちがものづくりの楽しさにふれるためのワークショップを主とした特別学校(イベント)を開講。また大山寺から香取を経由し、名和・中山といった大山町の海側へのアプローチのきっかけとなる観光振興のための役割も目指していきます。
香取開拓村の歴史は、我々の活動に大きな希望を与えてくれ ます。独自に築き上げてきた歴史と誇り。何もかもがゼロからスタートし、今となってはこの町を代表する集落となった背景には様々な苦労と苦難があったに違いありません。私たちはそうした活動・町づくりの先輩として、地元に住む みなさんから多くのことを学び、多くのことを吸収し、そして恩返しの意味も込め、この地域をさらに発展、また次世代へと残せるように地元のみなさんとともに新しい試みへとチャンレジしたいと考えているのです。
大切なのは私たち単独の事業ではなく、地域とともに歩むということ。香取に住むみなさんに認められ、私たちがその地の住人になってこそ初めて、この事業そのものがカタチになるのだと考えています。
香取村は鳥取県西部、中国地方の秀峰・大山の北面中腹、
戦後の1946年、旧満州より引揚げた香川県出身者を中心とする
「食べるものも無かったから、明日に向かって仲良く働き、
旧大山小学校香取分校は、1947年に開校。現在の校舎は、
香取の村づくりは、自然の地形を活かし、入植以前の原始林を一部
大山町から見える大山の北壁