大山ものづくり学校


間取り

木造校舎
校庭
開校日 金・土・日・祝 10時〜16時

ライン


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大山ものづくり学校プロジェクトについて

 香取村の歴史的シンボルである「旧大山小学校 香取分校」 現在、廃校となった校舎の保全・活用を目指したプロジェクト。

このプロジェクトは「 香取村の皆様との出逢い・関わり 」から始まりました。

 香取開拓農協様・香取村の皆様と共に、基本は、廃校となった校舎を再生し、地元のみなさんに理解を得ながら地元の子 供達、大人たちがものづくりの楽しさにふれるためのワークショップを主とした特別学校(イベント)を開講。また大山寺から香取を経由し、名和・中山といった大山町の海側へのアプローチのきっかけとなる観光振興のための役割も目指していきます。

 香取開拓村の歴史は、我々の活動に大きな希望を与えてくれ ます。独自に築き上げてきた歴史と誇り。何もかもがゼロからスタートし、今となってはこの町を代表する集落となった背景には様々な苦労と苦難があったに違いありません。私たちはそうした活動・町づくりの先輩として、地元に住む みなさんから多くのことを学び、多くのことを吸収し、そして恩返しの意味も込め、この地域をさらに発展、また次世代へと残せるように地元のみなさんとともに新しい試みへとチャンレジしたいと考えているのです。

 大切なのは私たち単独の事業ではなく、地域とともに歩むということ。香取に住むみなさんに認められ、私たちがその地の住人になってこそ初めて、この事業そのものがカタチになるのだと考えています。

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香取村について

香取村は鳥取県西部、中国地方の秀峰大山の北面中腹、標高350〜1,000m広がる開拓村です。その面積は約1,000haで、人口は160人(2012年現在)。雄大な高原大地では、酪農が営まれています。

 戦後の1946年、旧満州より引揚げた香川県出身者を中心とする約100戸の開拓団一行入植。香川の「香」と鳥取の「取」を組み合わせて香取村と名づけられ、当時の故・三好武男団長率いる人びとによって、香取開拓100年計画の村づくりが進められました。

 「食べるものも無かったから、明日に向かって仲良く働き、いつも楽しい夢につつまれていた」と、三好さんは開拓の当時について、自伝の中で振り返っています(「開拓人生」三好武男 1987ここには、原野を切り拓き、共同生活をしながら開墾を進め、夢を語り合いながら築かれた歴史があります。

 旧大山小学校香取分校は、1947年に開校。現在の校舎は、その後2年間の歳月を経て、香取の人びと自らの手兵舎を移転移築して建てられました2008年3月、地域に惜しまれながらの閉校式。その素朴な木造校舎のたたずまいは、現在もそのまま活かされた形でこのたび「大山ものづくり学校」へと生まれ変わりました

 香取の村づくりは、自然の地形を活かし、入植以前の原始林を一部に残しながら、公園的な美しさを求めて行われてきました南に大山、北に日本海を望み大山隠岐国立公園の中に位置する風光明媚なこの地域は、まさに山陰の魅力を心いっぱいに味わうことのできる場所でもあります。


大山町から見える大山の北壁

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