ブルーライトアップの裏側 Part2

みなさんこんにちは。
倉吉未来中心の舞台技術室です。

前回に引き続き、アトリウムのブルーライトアップの準備の様子をご紹介します。

A カラーフィルターの設置

前回ご紹介したカラーフィルターを照明器具に貼り付けます。
照明器具は3階相当の高さにあり、アトリウム南側(なしっこ館側)に18個、
アトリウム北側(未来中心運営事務室側)に18個の合わせて36個設置してあります。
運営事務室側はエレベーターで上がれるため、簡単に貼り付けられますが、
なしっこ館側はエレベーターでは行くことができません。
職員の秘密の通路、といったものもありません。
そのため、はしごを使って登りました。

C 

高さ10mを越えるところでの作業となるため、照明スタッフはヘルメットやフルハーネスと呼ばれる安全帯を装着し、安全に十分配慮を行った上ではしごを登っていきます。

A 



登った後はロープを使って荷物を上げ、カラーフィルターを
テープで照明器具に貼り付けました。

カラーフィルター設置前                     カラーフィルター設置後
after 

また、今回はホールのある施設ならではの取り組みとして、ただライトアップするだけではなく、
ムービングライトと呼ばれる照明器具自体が動くものも使用しました。
みなさんもテレビやライブ、コンサートなどでご覧になったことがあるかもしれません。



ちなみに、イベントの打合せ等でよくご質問いただきますが、
ホールの照明機材は全てがムービングライトというわけではありません。
動かないものがほとんどで、それらは照明スタッフが手動で位置を調整しています。
その様子はまさに職人技という言葉がピッタリです。
それぞれの仕事については、今後ご紹介する予定ですので、お楽しみに。

さて、これでブルーライトアップの準備は全て整いました。
ホームページや各マスコミのみなさまに取り上げていただいた通り、アトリウムがきれいなブルーに染まり、ブルーライトアップは無事に終了しました。

倉吉未来中心では今後も「#どこでも未来中心」として様々な取り組みを発信していきます。
不安な日々が収束していくよう、切に願っています。

最後に、ブルーライトアップ中の館内から撮影した画像を4枚ご用意しました。
ご覧になった方も、なれなかった方も、ブルーライトアップの雰囲気をお楽しみいただければ幸いです。






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