ブルーライトアップの裏側 Part1

みなさんこんにちは。
倉吉未来中心の舞台技術室です。
私たちは普段大ホール・小ホールで行われるイベントの照明や音響など、ホールの利用に関わる仕事をしています。

倉吉未来中心では4月29日から5月6日まで、アトリウムのブルーライトアップを行いました。
これは新型コロナウイルスと闘っている医療従事者の方々に感謝とエールを送るため、建物を青色でライトアップしようというイギリスのロンドンから始まった取り組みで、現在では世界中で行われています。
なぜ青色なのかというと、「イギリスの国営医療サービスのシンボルカラーが青だから」ということのようです。
普段は夜間も開館しているためライトアップを行うことはできませんが、ゴールデンウイーク中は臨時休館とさせていただいたため、今だからこそ出来ることとして職員が発案し、開館以来初めて実施することとなりました。

その舞台裏を2回にわたってご紹介します。

@ 青色の明かりのひみつ

まず、普段夜間のアトリウムを照らしている照明器具の明かりは白いため、これを青くする必要がありました。
そのために使用したのが、舞台照明用の青色のフィルターです。
このフィルターはカラーフィルターといい、様々な色を表現するために多くの種類があります。
照明スタッフがどれを使えば綺麗にアトリウムを染めることが出来るかを考え、
今回は#63、#65、#67という複数のフィルターを使用しました。

この番号は10の位が赤や青など色の種類を、1の位が色の濃さを表しています。
※一部例外もあります。
つまり、今回はライトブルー(60番台)の濃さの異なる3種類を使用した、ということになります。
左から#63、#65、#67


Part2では、このカラーフィルターを照明器具に貼り付ける様子をご紹介します。
ただ貼り付けるだけかと思いきや・・・。

Part2は5月20日頃公開予定!

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