2013 鳥取県予選会 結果発表

昨日行われた、「とっとりバーガーフェスタ2013 全国ご当地バーガーグランプリ 鳥取県予選会」

県内を対象にしたイベントでありながら、当日は約2000人のお客様にご来場いただき、会場は大変にぎわっていましたね。
お越しいただいたみなさま、誠にありがとうございました。

さて、今回の予選会。
様々なドラマがありましたね。昨年に続き初出場で第一位など、結果の発表のたびにわく会場は大盛り上がり。
その結果を下記の通りお知らせしますので、まずはご確認ください。

次は、8月11日。琴浦グルメストリート枠を決定する「琴浦バーガーグランプリ」。この1枠で本選に進むすべての団体が決定します。
こちらもぜひご注目ください。

★1位
鳥取県・伯耆町   大山鶏ひたひた大根バーガー
「伯耆キズナバーガーズ」

(上位5チームの審査員評)
初出場で1位の栄冠。大根を使う斬新さと大山どりのつくねの柔らかさ、うまみが評価された結果で、バンズに大根?という違和感を覆すおいしさが隠されていました。
マイナスなイメージから入るお客さんを食べた瞬間に絶句させてしまうサプライズ感、衝撃度がこのバーガーにはあったようにも感じますね。またチーム名「キズナ」の由来でもある「地元の生産農家を地元の若い者が救いたい」という熱い思いが伝わったことも大きな地域性評価の原因になったとも思われます。

★2位
鳥取県・米子市 奥日野きのこのコンフィバーガー
「BURGER STAND BUBUNOVA」

上位5チームの審査員評)
昨年の1位に続き今年は2位。しかしながらその安定感たるや、他を寄せ付けない存在感があったようにも感じます。特にパテのおいしさ、そしてキノコの使い方、全体のバーガーとしての完成度は審査員のなかでもNo.1の評価であり、まさに玄人受けする本格派のバーガー。日野町役場の職員、日野高校の生徒も参加するなど日野町での地域の広がりを感じさせる点も◎。

★3位
鳥取県・伯耆町   NEW大山Gバーガー 大山豚ミルクチーズGバーガー  
「大山Gビール・ビアホフガンバリウス」

上位5チームの審査員評)
毎年あっと驚かせるモデルチェンジで登場。今回は、世界一のビールで煮込んだ大山豚をフライに、ミルクチーズのソースでアレンジ。個性派としてはNo.1の評価で本選にも大いな期待を抱かせるまだまだのびしろのあるバーガーでしょう。ただ地域性についてはもう少し具体的な活動、連携が必要だということも意見として多かったということは、それだけ味についての評価が高いゆえの順位というのも驚きです。

★4位
鳥取県・琴浦町   琴浦あごカツカレーバーガー
「あぶい蒲鉾」

上位5チームの審査員評)
すっかり常連となった琴浦町の雄。実は今年のバーガーはこれまででも最高のモデルチェンジを図ったとかで、その味に注目が集まりましたが、まず一口目に食べた時の衣のサクサク感、これは昨年までにはないおいしさ。さらにカレーに甘みが加わり、スパイシーだけじゃないうまみと最後に広がるアゴのうまみとのバランスも絶妙。過去最高の仕上がりをみせているのでは?との評価もありました。

★5位
鳥取県・米子市/大山町  大山僧兵バーガー“禅”、大山僧兵バーガー“縁”  
「えんやキッチン×山楽荘」

上位5チームの審査員評)
こちらも常連。毎年レベルアップするその向上心に感心させられますが、今年はおこわにつけられたハネ(餃子のハネのような感じ)にまずは驚き。ただここで評価が分かれました。ハネがパリッとしているものもあれば、そうでないものもある。しんなりしていた場合には若干の粉っぽさが残るゆえ、提供の仕方にもう一工夫必要かもしれませんね。ただ全体の味のバランスはすでに固定客を多く抱えるこのバーガーにあえて言葉なし。山芋のシャリシャリ感とおこわのもっちり感は相変わらず絶妙。ゆずの風味がいい脇役になってます。

★6位
鳥取県・米子市  鳥取和牛極上2種のWチーズバーガー
「焼き肉 黒」

★7位
鳥取県・大山町   大山ルビーミルフィーユカツバーガー
「道の駅 大山恵みの里」

★8位
鳥取県・鳥取市   鳥取駅南極厚角煮バーガー
「鳥取駅南振興会」

★9位
鳥取県・米子市   大山黒牛の焦がしネギバーガー
「キッチンノスタルジヤ」

★10位
鳥取県・米子市   大山ととりこ豚カツカレーバーガー
「(有)ロイヤルコーヒー」

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★11位
鳥取県・江府町   奥大山おこわ飯バーガー(野菜のかき揚げVer)
「おかもと旅館」

ここでサプライズな報告。
今回の予選会で、10位と11位の点数が僅差であったことから、急きょ実行委員会で検討。出展者同意のもと、10位までの出店を11位まで引き伸ばし、参加された団体がそのままスライドで本選へと進む形になりました。

それを決めた理由は、
まずどの団体のバーガーもしっかりと創意工夫され、非常にハイレベルな作品であったと同時に、全国のバーガーと勝負できると判断したため。

それだけ鳥取県のバーガーのレベルが上がってきたことは、特別審査員としてご招待させていただいたバーガーのプロ、食のプロの言葉からも委員自身が実感していました。

ただし、改善点が多い作品も多いため、今後は各団体ともどんな改善を施されるか、今から非常に楽しみでもあります。
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