鳥取県代表9枠が決定!予選会結果発表!

2012年8月25日。
「とっとりバーガーフェスタ2012 鳥取県予選会」がとっとり花回廊前 特設会場で行われました。

今回の予選会には県内15団体が参加。
味、地域性、コストパフォーマンスなど様々な項目で厳密な審査が行われ、本選となる全国ご当地バーガーグランプリ(10月7日・8日)へ進むための9枚の切符を争うことに・・・。

そして発表された結果がこちら。
この上位9団体に、9月17日に決定される琴浦グルメストリート枠「琴浦バーガーグランプリ」の1団体をプラスした10チームが、全国より集まる猛者たち日本一のご当地バーガーの座をかけて、10月7日、8日の本選にて熱いバトルを繰り広げます。


1位 きのこのコンフィバーガー 1174BP

きのこのコンフィバーガー  	600円(ハーフサイズ300円) THE BURGER STAND BUBNOVA  (鳥取県・米子市)
米子で話題のバーガー専門店。日野町若手農業集団「楽園」が作る原木シイタケなどを日野町産のニンニクなどで味付けしたキノコのコンフィのほか、自家製テリヤキソース、カレー風味漂うタルタル風エッグソースのダブルソース、日野町産タマネギのソテーを添えて。つなぎなしの100%ビーフパティとも相性抜群。

一般来場者票(ビー玉) 211BP 3位
一般・特別審査員票  963BP 2位

2位 大山僧兵バーガー“禅”  1134BP

大山僧兵バーガー“禅”		500円(ハーフサイズ300円) 宿坊山楽荘・和Café&Diningえんや 淀江店 (鳥取県大山町・米子市) 
鳥取県の特産グランプリの最高峰、2012年度「とっとり食のみやこ大賞」を受賞。大山おこわをバンズに、宿坊秘伝の精進うなぎ、砂丘長芋のステーキ、砂丘らっきょうのピクルス、湯葉入りの柚子胡麻マヨソースなどを贅沢にトッピング。大山に古くより伝わる精進料理の豪華フルコースをバーガー1個に凝縮。

一般来場者票(ビー玉) 167BP 6位
一般・特別審査員票  967BP 1位

3位 牛骨ラーメンバーガー 898BP

牛骨ラーメンバーガー		500円(ハーフサイズ300円) 元祖琴浦ラーメンたかうな   (鳥取県・琴浦町)
鳥取県中部のご当地麺「牛骨ラーメン」を再現。バンズはラーメンの麺。中には高級黒毛和牛「東伯牛」、煮玉子風の目玉焼き、もやし、青ネギ。バーガー1個にラーメン1杯分が詰まった日本に数個しかない希少なラーメンバーガーは、全国ネットのテレビ番組でも紹介されるなどその味はすでに全国区。

一般来場者票(ビー玉) 179BP 4位
一般・特別審査員票  719BP 3位

4位 大山ルビーミルフィーユカツバーガー  741BP

大山ルビーミルフィーユカツバーガー  大山町農商工連携等サポートセンター(鳥取県・大山町)
町内で栽培された農産物をご当地バーガーでPRしようと地元がタッグ。誕生したのはブランドポークとして注目される「大山ルビー」を幾層にも重ねたカツに、県内一の収穫を誇る大山ブロッコリー、白ネギ、ブルーベリーなどをトッピング。大山の恵みを1個のバーガーに閉じ込めたオリジナルバーガー。

一般来場者票(ビー玉) 179BP 4位
一般・特別審査員票  562BP 4位

5位 大山パークウェイ ハーブチキンの南蛮バーガー  740BP

大山パークウェイ ハーブチキンの南蛮バーガー	 500円(ハーフサイズ300円) キッチン ノスタルジヤ   (鳥取県・米子市)
6月開催の「食のみやこ とっとりバーガー対決」では見事グランプリ。大山ハーブチキンを特製ダレに漬け込み、アーモンドなど3種の衣でサクサクのフライに。弓ヶ浜の白葱入り自家製タルタルに、醤油ベースの餡ジュレ、地元の名和味噌・柚子を使った柚子胡椒味噌餡ジュレをお好みで選べる新たな仕掛けも。

一般来場者票(ビー玉) 263BP 1位
一般・特別審査員票  477BP 6位

6位 鳥取和牛の極上2種のチーズバーガー  679BP

鳥取和牛の極上2種のチーズバーガー		600円(ハーフサイズなし) 焼き肉 黒   (鳥取県・米子市)
100%鳥取県産和牛を使った肉汁したたるパティに、2種のチーズ、さらにはもろみ味噌を効かせたオリジナルソースをプラス。地元の人気ベーカリー「麦ノ屋」に特注す県産小麦使用のバンズにサンドしたバーガーは、極上の身を扱う焼肉店ならでは、肉のうまみに徹底的にこだわったボリューム感満点の逸品。

一般来場者票(ビー玉) 161BP 9位
一般・特別審査員票  518BP 5位

7位 new大山Gバーガー (大山黒ぼくバーガー)  620BP

大山Gバーガー		500円(ハーフサイズ300円) ブルワリーレストラン ビアホフガンバリウス  (鳥取県・伯耆町)
地ビールの権威あるワールドカップで見事世界一に輝いた鳥取県を代表する地ビール「大山Gビール」。そんな地ビールで煮込んだほろほろ大山豚を、大山の地酒・久米桜の酒粕使用の特製バンズにサンド。とろけるようなうま味が口いっぱい広がる“ビールがほしくなる”逸品です。

一般来場者票(ビー玉) 232BP 2位
一般・特別審査員票  388BP 10位

8位 もさバーガー〜恋人の聖地編〜  610BP

もさバーガー 恋人の聖地編 道の駅神話の里白うさぎ ぎんりん亭 (鳥取県・鳥取市)
鳥取ご当地バーガーの先駆者的存在。甘エビよりも甘いと言われるモサエビたっぷりのエビカツを主役に、砂丘ラッキョウのタルタルソース、白イカのイカスミ入り真っ黒バンズなど県東部の特産品を凝縮。恋人の聖地「白兎海岸」前で販売することから、今回ハート形のかわいいバンズにバージョンチェンジ。

一般来場者票(ビー玉) 167BP 6位
一般・特別審査員票  443BP 7位

9位 琴浦あごかつカレーバーガー  595BP

琴浦あごかつカレーバーガー		500円(ミニサイズ300円) あぶい蒲鉾   (鳥取県・琴浦町)
昨年の大会で、全国4位、県内ではNO.1の評価。特別審査員の一人に「今まで食べた何百個のバーガーで一番うまい」と言わしめたのがこの逸品。県中部特産のあごカツ、地元の人気店「レストラングレイン」直伝のカレーソースはすべてバーガー専用にアレンジ。最後に琴浦産のキャベツをトッピングして豪快に。

一般来場者票(ビー玉) 164BP 8位
一般・特別審査員票  431BP 8位


バーガーフェスタ独自の審査スタイル

特に今年は初めての販売スタイルで行われ、一般来場者によるポイントと別室にて同時進行で行われた全品試食による審査員によるポイントの合計で上位9団体が本選へ出場。特に別室で行われた審査では、校正を期すために試食の順番を出店団体にくじ引きしてもらい、さらに審査員を2つの班に分け、全員が満腹の状態で同じバーガーを食べないよう配慮したり、できるだけできたてを食べられるようスタッフが会場内を走り回り、出店団体のバーガーをその都度もらいにいったりなど、昨年の審査会での反省を生かす仕組みで実施。

結果の内訳は下記のような形で組み立てられています。
一般来場者による投票(ビー玉) 
1人1バーガーP 合計3000バーガーP
一般審査員による審査票(バーガーフェスタ応援サポーターを中心としたバーガー好きの県民20名)
1人100バーガーP 合計2000バーガーP
特別審査員による審査票(バーガーのプロ・識者、地域おこしの専門家、全国誌の編集・営業者、商品開発などにも携わる地元の高校生など)
1人1000バーガーP 合計5000バーガーP

この合計により決定されています。

なかには「あれだけ並んでいたのに評価されていない」、「あれだけ売ったのに結果が下位はおかしいのでは?」といったご意見をちょうだいすることもありますが、実際のところそれでは、いかに多くの人数でいかに多くを提供することが主眼になり、味の正当な評価、価格と内容のバランス、もっと言えば私たちが一番に求める「地域性」への評価といったものが結果に反映されることはなくなってしまいます。
これは昨年から私たちが一貫して言い続けてきていることで、そうした意味でも今回の審査にあたるみなさんの人選から、審査方法に至るまで、とにかく各バーガーの裏側にある思いやこだわりを理解していただくための様々な手法を用意し、当日の審査にあたらせていただきました。

よって私たちはこの結果は逆に、組織票や人気票だけで決定されない、本当の意味での公正な結果だと認識しています。

〜本選に向けて〜 総評・個別評

今回の1位は初出場での快挙。2位、3位にはさらなる進化系で挑んだ定番バーガーがランクイン。
順位を左右する審査会では、単なる味ではなく、専門家としての地域性、商品価値を細かく評価する声があり、そのうえでイベントのバーガーではなく、お店で販売することに重きをおいた先を見据えたうえでのシビアな評価が多かったようにも思います。
そのなかで定番のバーガー、毎年参加される店舗のなかでも「さらなる進化・ブラッシュアップ」に取り組んだチームの評価が高かった。昨年と同じものを提供するのではなく、いかに来場者の声に耳を傾け商品開発に取り組んできたか、その点が大きな差に表れたこともとても印象的でしたね。7位から11位までの差はわずかで、販売数でいえば約50個の差。この点についても10位、11位の団体は特に悔やまれる点だと思います。

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きのこのコンフィバーガー
初出場1位の快挙は偶然ではありません。さすが専門店、バーガーという“一つの料理”として確立されている点が正当に評価されたものだと思います。単に具材を挟むのではなくすべてのバランスが素晴らしい。一緒に食べてこそこの味が楽しめるという内容はぜひ他団体にも参考にしてもらえるといいですね。

(審査員の意見)
・全体のバランスが群を抜いている。
・これまでに食べたことがない味。オリジナリティが豊か
・しいたけ臭さがないのがいい。
・カレーを使っているとのことだが感じなかった
・もっと地域性をしっかりと表現した方がいい。

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大山僧兵バーガー“禅”
バーガーとしてのレベルが年々ではなく、月ごとに進化している感があります。初めて食べる審査員は思わず「へぇ〜」とうなるオリジナリティ。ただ販売オペレーションがやや遅いことが来場者の印象を損ねている点が少々気になるだけに、本選での改善点となるかもしれません。

(審査員の意見)
・発想が素晴らしい。精進料理の底辺を広げた気がする。
・女性と年配者に非常にうけるのではないか。
・半年前に食べたがそれ以降さらに進化している。毎回新しい発見がある。
・長いもの食感のアクセントがいい
・肉・魚を使わず500円のバーガーは販売するうえでネックになる。工夫を。

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牛骨ラーメンバーガー
もはや飛び道具ではない。風格さえ感じさせるとっとりバーガーにはなくてはならない存在になりました。今年はスープのうまみをどう表現するかに取り組まれたそうで、その改善策がこの好評価につながった部分もあるのではないでしょうか。

(審査員の意見)
・まさにラーメン。すべてを一緒に食べるとラーメンを食べた錯覚に陥る。
・ラーメンをバーガーにすること自体すごいのに、このクオリティは賞賛に値する。
・もやしとねぎがいい。これが麺の味を引き立てている。
・冷めた時の粉っぽさが気になる。
・ラーメン1杯食べる金額と同等の値段では手が出しづらい。

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大山ルビーミルフィーユカツバーガー
初出場で大健闘の1チーム。ブランドポークとしても近年急成長を遂げる大山ルビーのうまみをうまく表現したバーガーともいえます。
また審査票の多くは地域性への評価。町をあげて生産農家、加工業者、販売店がタッグを組み地域をPRしている点がかなりの高い点数につながっているものの、味については改善の意見も多い現状。素材感に頼るのではなく、もう少しオリジナルの味付け、バーガーとしてのバランスを再考する必要がありそうですね。

(審査員の意見)
・ルビー豚をうまく活用している。
・ミルフィーユにすることで肉のジューシー感が際立っている。
・タルタルとカツのバランスがいい。
・地域性は評価できるが味は平均。
・ブルーベリーの使い方を工夫してほしい。

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大山パークウェイ ハーブチキンの南蛮バーガー
来場者票では断トツの1位。しかしながら審査員票が伸びず結果は5位に。審査員票が伸びなかった理由の一つに、新しく取り組んだ柚子コショウ味噌餡ジュレへの評価があります。一部では賞賛の声があるものの、一部ではかなりシビアな意見も。好みが分かれる形となっていますが、この点への対応が本選でのカギになるかもしれません。

(審査員の意見)
・カツがおいしい。サクサク感が他とは違う。
・垂れないようにジュレにするなど工夫が感じられる。
・大山パークウェイとのかかわりが今ひとつわからない。
・味噌は特徴的だが好き嫌いが激しそう。それだけ味の中心になってる。
・普通においしいが、このシンプルさがグランプリではどうか。

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鳥取和牛の極上2種のチーズバーガー
昨年のリベンジを見事果たした形に。上質の肉を使った王道のバーガーであるがゆえ、いかに個性を引き出すかが問われましたが、どちらかといえば素材感で勝負といった感じで、肉のおいしさを前面に押し出したシンプルなスタイルで提供されていましたね。
ただ若干チーズとのバランスが悪い印象ありとの声、またパティの肉汁感を求める声が多かった点にも注目したいところです。

(審査員の意見)
・さすが、肉がうまい。おいしさを引き出している
・パテの柔らかさがいい。ただ肉汁感がない、柔らかさが残るだけに生っぽさが。
・王道といった感じ。バーガーを食べたって感じにさせてくれる一品。
・チーズの種類を変えるべきでは? もっと味の強いチーズがいい。
・肉とチーズ以外のアクセントがほしい。

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new大山Gバーガー (大山黒ぼくバーガー)
世界一に輝いたことでのビールの需要拡大、前週の地ビールフェスタなど過酷なスケジュールのなかで取り組んだ新作。そのアクセントになったのがビールカレーでした。カレーソースを用いる店舗のなかでも群を抜いて個性的だったこちらのカレー。いかにオリジナリティを表現するかという点では素晴らしいアイデアだったという声も多かったです。ただ肉の大きさ、ボリュームが失われていた点が気になるだけに、その点のボリュームアップなどを検討してほしとの意見も寄せられていました。

(審査員の意見)
・これぐらいカレーソースのインパクトあると好感がもてる。
・バンズのうまみがしっかり。酒粕が生きている。
・ボリューム感もあってコストパフォーマンス的には一番の評価。
・地域性をあまり感じない。バーガーを通じて何を連携しているのか。
・豚のうまみがカレーに負けている。あとバンズがかたい。

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もさバーガー〜恋人の聖地編

定番ゆえ少々苦戦した感もあります。特に多かった意見がエビの食感、おいしさが生かされていないとの声。揚げるゆえに起こることですが、その点の策をこうじる必要は反応としてあるのではないかと感じています。

(審査員の意見)
・完成度が高い。長年販売しているだけのことはある。
・エビとタルタルの相性のよさが表現されている。
・黒バンズのインパクト大。
・エビのプリプリ感を出せないのか?。
・カツが薄く、あまり素材感を感じない。

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琴浦あごかつカレーバーガー
今回のバーガーはお魚感が薄いとの声もありました。いつもならもっとあごのおいしさがカレーの後にしっかりするはずなのに、今回はそれがなかったといったご意見が一部ありました。カツにすることのメリット・デメリットをどううまく活用するかそこが一つのカギになるかもしれませんね。昨年同様ボーダーラインでの本選出場。昨年はそこからの努力で全国4位に輝いただけに巻き返しに期待です。

(審査員の意見)
・カレーがマイルドで食べやすい。
・他のカレーとの差別化がほしい。魚の味を感じなかった。
・ボリューム感満点。パフォーマンスの元気のよさがいい。
・衣のサクサク感がいいですね。ただ500円は少し高い?
・少し甘えの味付けが女性に特にうけるのでは?

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