オーストリア林業視察報告会を開催しました(3月14日)

 3月14日(土)、智頭町総合案内所2階会議室でオーストリア林業視察報告会を開催し、昨年9月にオーストリアへ研修に行った若手自伐林家・林業関係者3名が、オーストリア林業の概要・安全教育・製材の現状等の研修内容を、参加者40名(町内の林業従事者や森林組合職員など)に報告しました。

 

 皐月屋の大谷訓大氏は「森林は国民の財産〜林業は憧れの職業〜」として報告を行い、オーストリアでは、重要な資源を生む産業として国民に林業が愛されている点、山を荒らさない精神が共通認識となっている点をあげ、ゆえに林業が憧れの職業となっている現状を伝えました。

 

 用瀬運送有限会社の赤堀宗範氏は「質の高い安全教育・安全対策」として報告を行い、山仕事を実施するうえで安全確保の重要性を訴えました。今回の視察を機に、帰国後は若手にチェーンソー作業の安全指導を徹底すること・職場仲間と安全確保のために出来る最善策の議論などに取り組んでおられるそうです。

 

 智頭町森林組合の大谷豪太郎氏は「巨大製材所の徹底したカスケード利用」と題し、オーストリアの製材の現状に加えてCLT(板の方向が層ごとに直交するように重ねて接着、強度を高めた集成板)製品の普及活動等の取り組みを説明し、そのほか表と図を用いて日本とオーストリア林業の比較をされました。

 

 参加者は、「林業先進地であるオーストリアの取り組みは大変参考になった。」「日本の林業が発展していくためには、低コスト・安定供給が鍵である。」と言った感想を述べられていました。

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報告会の様子

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報告者のみなさん(左から大谷豪太郎氏、大谷訓大氏、赤堀宗範氏)

【担当・お問い合わせ先】 山村再生課/TEL 0858-75-3117