県指定無形民俗文化財

虫井神社の花籠祭り

所在地;虫井神社(芦津地区)
保存団体;虫井神社の花籠祭り保存会
 花籠祭りは、智頭町のほぼ全域で行われている祭りで、春や秋の氏神祭りの時にヤナギと呼ばれる竹籤に五色の色紙を巻き付けた造花を神社に奉納する祭りである。
 虫井神社に奉納される芦津地区の花籠は、輪番制であるが頭屋(とうや)制度を保持している(10軒単位で1年ごとに交替する。宿をする家を頭本(とうもと)という)。花籠は、昔は二十歳になった独身男性が背負うことなどと決められていたが、近年はなるべく近い条件の男性が背負うことになっている。花籠を背負う若者はふんどし姿で化粧をし、腰に化粧廻しをつけ脇差しを差す。頭には、白紙を三角に折ったものを鉢巻きで縛り、手には、青竹の先端をいくつにも割った杖を持つ。芦津地区から神社まで裸足で歩き、前後左右に太鼓、カツギ花、世話役等10人前後がお供する。
 神社に着くと神官のお祓いを受け、社殿を一周してから背負っていた花籠をおろす。参拝した氏子たちは、花籠からヤナギを抜き取り、直径30〜40cmの輪にして持ち帰り、厄除け、火災予防のため自宅の屋根に投げ上げる。

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