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豊乗寺

豊乗寺外観 智頭町の中心部から新見川沿いに県道を四キロほどさかのぼった新見地区の山中に豊乗寺(ぶじょうじ)はあります。創建は嘉祥年間(八四八ー八五一年)とされるが、戦国時代に兵火にかかり、現在の建物は徳川中期以降のものと伝えらています。
 同寺は大山寺や三徳山の三仏寺と並ぶ密教の秘法伝授の寺だった。境内には本堂と茅葺き大師堂が並び、山内の礼所を巡ると山頂の奥の院にたどり着きます。
 また、同寺は国宝の「絹本著色(けんぽんちゃくしょく)普賢菩薩像(東京国立博物館に寄託)」、国指定重要文化財の「絹本著色揚柳観音像(同)」と「木造毘沙門天立像」など多くの寺宝を所蔵することでも知られている。
 「絹本著色普賢菩薩像」は平安後期に作られ、日本を代表する仏画。寺伝は兵火の折、当時の住職がこれらの優れた文化財を土中に埋めて守ったため、今に残ったと伝えられています。

※国宝“絹本著色普賢菩薩像”(けんぽんちゃくしょくふけんぼさつぞう)と国指定重要文化財の「絹本著色揚柳観音像」は現在、東京国立博物館に寄託されている。

茅葺の名刹

豊乗寺門像 豊乗寺は嘉祥年間(848〜851年)弘法大師の弟、真雅僧正の創建と伝えられ、無量寿如来を本尊とする高野山真言宗の古刹であります。本堂は天正年間に焼失し、貞享2年(1685年)に方3間、背面中央に仏壇を構えた中世仏堂風の阿弥陀堂として再建された。その後四周1間通りを拡張し、前面を外陣、両側面を脇陣、背面を仏壇、位牌檀の間とした。このように、当初の内陣が現存することから、中世当時の阿弥陀堂に復元できうる県下では数少ない17世紀の仏堂建築の貴重な遺構であります。
 寺宝の「絹本著色普賢菩薩像」は、巨勢金岡の作と伝えられ、絹地に彩色を施した古画で、藤原時代の三普賢の一つに数えられ、仏画の最高傑作とされています(東京国立博物館所蔵)。
 山門をくぐると大師堂の茅葺屋根が実に美しく、背後の山の樹林とあいまって、そのたたずまいにゆっくりと身をおいてみるのもよいでしょう。

現地情報


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豊乗寺
国宝、重文の寺宝所蔵
住 所/智頭町新見73
建設年/平安初期と伝えられている
お問い合わせ/
智頭町総合案内所 TEL 0858-76-1111
豊乗寺 TEL 0858-75-0194 FAX 0858-75-1691
交通アクセス/智頭駅から車で約10分
駐車場/約10台収容可能

ちょっと寄り道

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