■K+n矯正歯科■
Q.矯正歯科治療は何歳くらいから始めればいいの?



●A.お答え
成長期の身体の発育状態に個人差があるように、歯の生え方、生えかわりの時期も一人ひとり異なります。そのため、一概に「矯正治療の開始は何歳からです」と断定することは難しいでしょう。
矯正歯科治療は大人でも子供でも可能なため、いつからでも始められます。したがって、本人もしくは親御さんが「歯並びを治したい」と強く思ったときが“始め時”だと言えるでしょう。しかし、最も理想的なのは“顎が成長段階にある幼児期から矯正歯科医が定期的に歯並びをチェックし、矯正治療の開始に適した時期を逃さないこと”でしょう。
というのも、歯並びや咬み合わせの問題は、歯の土台となる“顎の形や大きさと密接な関係”があるからです。




矯正歯科治療は“早期治療”と“本格治療”に分けられます。
早期治療とは、“乳歯の時期や乳歯と永久歯が交じり合う時期”に、顎の成長を見ながら咬み合わせや顎の形などの改善を行うものです。
そして本格治療とは、“永久歯が生えそろい”顎骨の成長がある程度予測できたところで、歯並びや咬み合わせを治す治療です。
一般的に、早期治療を含めた矯正歯科治療を実際に始める年齢で多いのは7〜8歳です。理由としては、ちょうど上下の前歯が生えかわり、“将来の歯並びがある程度予測できること”と、お子さま自身に治療に対する“自覚が生まれること”が挙げられます。




しかし、乳歯列期の受け口(反対咬合)の場合は、早めに(3〜6歳)で相談されたほうがよいでしょう。「前歯が生えかわるまで様子を見ましょう」と言われることが多いようですが、反対咬合が歯の生えかわりで自然治癒する割合は“10%にも満たない”と言われています。
いずれにせよ、まずはお気軽に矯正歯科医へご相談されてみることをお勧めします。

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